世界大百科事典からの解説によると・・・・
こうぜんのき【浩然の気】
天地の間に満ちわたる生命と活力のもとになる気。《孟子》公孫丑上篇〈われよく浩然の気を養う〉にもとづく。同じ《孟子》にみえる〈夜気〉〈平旦の気〉や《楚辞》遠遊篇の〈六気を餐(くら)いて沆瀣(こうがい)を飲む〉の〈沆瀣〉などと同じもの。これらはいずれも明け方近くの清澄な大気を意味する。おそらく孟子は,ある特殊な呼吸法を行っていたと想像される。のちの道教において呼吸法は,不死を得るための最も重要な修養法として体系化される。
つまり,
「浩然の気」とは,大いなる大自然の天地に満ちる,すべての元になる”気”である。
ま,ピンと来ないな。
今のような新緑の季節に,「山へ登ったり,自然の中へ入って,『「大いに浩然の気を養なって元気になろう 』 」と,書いたりもします。
「浩然の気」は「孟子」が出典です。
孟子自身が,「浩然の気」を,「言葉に出して説明することは誠に困難である。」
と答えています。
しかし,それこそ気を抜かずに,自然の中から何かを吸収しようという気概があれば,
何物にも代えがたい,強固な意志を持つことにつながるでしょう,浩然の気を得て。
それこそが,自然から吸収したということだろうと思います。
私流の解釈では,
「遊ぶときは,自然を相手に本気で遊べ。それが次の良い仕事をするための元気になる。」
だと考えています。
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