先日,アフリカのセネガルに留学中の友人と久しぶりにチャットする機会があった。
近況を伝え合ったが,セネガルの大統領選挙の話題になった。
そんなこと(と言ったら失礼だが,)日本では全く報道されないし,報道しても,誰も興味を持たないのかもしれない。でも,その国の人にとっては,当たり前だけど”おおごと”なんだと感じた。デモやストが多発しているそうである。
西洋中心の世界観を考えさせられることであった。
(30秒でわかるセネガル大統領選挙)ワタシの勝手バージョン
1 現職は3選目を狙っている
2 でも法は3選目を禁じていた
3 自分で3選OKに変えた
4 この人けっこう高齢(85歳)
5 当選しても在任中に…?
6 対抗馬に出た世界的ミュージシャンあり
7 でも推薦人不足で立候補できず
8 首都ダカールに巨大ブロンズ像建設中
9 アフリカ最貧国にそんなもの必要?
10 ブロンズ像観光収入は現職大統領の親族が…。
と,なにやら書こうとすると,きな臭いものしか検索にはヒットしない。
んー,平和な日本と感想を述べるべきか,アフリカには無関心な日本なのか。
以下関連サイト情報から転載。
(外務省サイトから)
外務報道官談話
大統領選挙を前にしたセネガル情勢について
平成24年2月1日
1月27日(金曜日),セネガルの憲法院は,同国大統領選挙の候補者リストを発表し,29日(日曜日),同リストが最終的に確定しました。このリストの中で,現職のアブドゥライ・ワッド大統領(H. E. Mr. Abdoulaye Wade , President of the Republic of Senegal)の立候補が認められたことに対し,野党グループを中心に抗議行動が続き,治安部隊との衝突の中で犠牲者が出ています。
我が国は,民主的伝統を有するセネガルにおける大統領選挙を巡る情勢を注視しています。我が国は,与野党双方に対し,自制と憲法秩序に則った責任ある行動を求めるとともに,一連の選挙プロセスが,平和裡かつ民主的に透明性と公平性をもって行われることを期待します。
(参考)
1月27日,セネガル憲法院は,2月26日に投票が予定されているセネガル大統領選挙の候補者リストを発表し,1月29日,これを最終的に確定した。この中で,三選を禁じる憲法規定との関係で立候補権が問題となっていた現職ワッド大統領の立候補が認められた。(ワッド大統領側は,既に2期を務めているが,初当選は三選禁止規定の制定前であったことから,再選制限に関する当選回数に含まれないと主張している。)
これを受けて,1月27日以降,ワッド大統領の立候補に反対する野党グループであるM23(6月23日運動)を中心とした抗議行動が行われ,治安当局と衝突。これまでに少なくとも5名が死亡している。M23は,今後も抗議行動を続けるとしている。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/24/dga_0201.html
http://africaryu-kon-roku.blogspot.com/2012/01/blog-post_05.html
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