2023年5月21日日曜日

Windows 11 復元ポイントの作成・復元

 Windows 11で復元ポイントを作成する必要性

トラブった。復元ポイントなかった。再インストールした。めんどくさかった。

つまり、復元ポイントがあったら、作業量は10分の1ぐらい位だったかも?って話。



  1. 復元ポイントとは、システムの復元によって作成された特定の日時のコンピュータのデータのスナップショット。
  2. 復元ポイントは、自動的に作成することができるし、手動で作成することもでる。
  3. 復元ポイントを使用してシステムを復元すれば、個人ファイルに影響を与えることなく、システムファイルや設定を以前の時点に戻すことができる。
  4. 新しいソフトウェアをインストールする前や、PCに変更があった場合は、復元ポイントを作成するとよい。
  5. これで、問題が発生したときに、復元ポイントを使ってPCを前の正常な状態に復元することを確保できる。
  6. システムの復元は、デフォルトで1日に1回、復元ポイントを作成する。
  7. また、システムの活動を継続的に監視し、特定のイベントが発生したときに復元ポイントも自動的に作成される。
  8. 復元ポイントの自動作成のトリガーとなるイベントの種類は以下のとおり。

    • ソフトウェアのインストール
    • ハードウェアドライバの更新
    • 新しいハードウェアドライバのインストール


Windows 11で復元ポイントを作成する方法

Windows 11で、システムの復元はデフォルトで無効になっているので、この機能を使用するには、まず手動で有効にする必要がある。


Windows 11で復元ポイントを手動で作成する

手順 1. 「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブに移動する。

「保護設定」セクションにリストされたドライブから、復元ポイントを作成するドライブを選択する。

次に、「作成」ボタンをクリックする。

手順 2. 復元ポイントに名前を入力し、「作成」をクリックする。

手順 3. 操作が完了したら、「閉じる」をクリックしてウィンドウを閉じる。



復元ポイントからWindows 11を復元する方法

変更を元に戻して、パソコンを以前の正常な状態に戻したい場合は、前に作成された復元ポイントを使用してシステムを復元することができる。


方法1. Windows 11にアクセスできる場合

手順 1. 「Win」キー+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開く。「sysdm.cpl」と入力し、「Enter」キーを押して、「システムのプロパティ」を開く。

手順 2. 「システムの保護」タブの「システムの復元」をクリックする。

手順 3. 「システムの復元」が表示され、「次へ」をクリックする。

手順 4. リストから復元する復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックする。

手順 5. 操作を確認し、問題がなければ、「完了」をクリックして、復元を開始する。

完了


方法2. Windows 11にアクセスできない場合

システムにアクセスできない場合、Windows回復環境からPCを復元することができる。


手順 1. まず、パソコンをシャットダウンする。もう一度電源ボタンを押して電源を入れ、Windowsのロゴが表示されたら電源を切る。4~5回繰り返し、Windows回復環境(WinRE)に入る。(DELLの場合、F12キー連打)

手順 2. 「トラブルシューティング」をクリックする。

手順 3. 次に、「詳細オプション」をクリックする。

手順 4. 「システムの復元」をクリックする。

手順 5. 「システムの復元」ウィンドウが表示される。これから、「Windows 11にアクセスできる場合」の手順3~5に従う。



システムの復元


Windows 11で復元ポイントを作成するより簡単な方法

1. デフォルトでは、1日に1回復元ポイントが作成される。この頻度は変更できない。

2. 複数のドライブに対して同時に復元ポイントを手動で作成することはサポートされていない。複数のドライブの復元ポイントを作成したい場合は、1つずつ作成する必要がある。

3. システムファイルの破損、ランサムウェアの感染、ハードディスクの故障などの場合に、システムの復元で作成した復元ポイントでは、パソコンを以前の状態に戻せないことがある。




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