2012年9月19日水曜日

数学界最大の難問「ABC予想」解明か?

私は知らない予想でした。


ABC conjecture(ABC予想)
「どんなε>0に対しても,q(a,b,c)>1+εとなる(a,b,c)の組(ABC triple)は有限個か?」


予想では有限個であると考えられています。しかし、まだ証明されていません。
1985年に問題が提示されて以来、証明できた人はいません。
この予想は、フェルマーの最終定理やカタラン予想などと関連していると考えられています。

ウィキペディアから。

abc予想(別名Oesterlé–Masser予想)は、1985年にJoseph OesterléとDavid Masserによって提起された数論の予想である。これは多項式に関するMason=Stothersの定理(英語版)の整数における類似であり、互いに素でありかつ a + b = c を満たすような三つの正の整数(この予想に呼び方を合わせるとa,b,c)について述べている。

abc予想は、この予想から数々の興味深い結果が得られることから有名になった。数論における数多の有名な予想や定理が abc予想から直ちに導かれる。Goldfeld (1996)は、abc予想を「ディオファントス解析で最も重要な未解決問題」であるとしている。

2012年8月、京都大学教授の望月新一は abc 予想を証明したとする論文を発表した。望月によると証明に用いた理論は宇宙際Teichmüller理論(英語版)に基づいており、他にもSzpiro予想(英語版)とVojta予想(英語版)の証明などが得られるという。




 論文は合わせて4編で500ページあるそうです。望月教授が自身のホームページで公開されたものを見に行ったところ,英文の長文の論文が山ほどありました。宇宙際Teichmuller理論という,聞いたこともない,想像も難しい理論だそうですが,,,,,。
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/



略歴 [編集]
1988年 - プリンストン大学を卒業(16歳入学、19歳卒業)
1992年 - プリンストン大学でPh.Dを取得(22歳):指導教授はフィールズ賞を受賞したゲルト・ファルティングス
1992年 - 京都大学数理解析研究所助手に就任
1996年 - 京都大学数理解析研究所助教授に就任(26歳)
1997年 - 日本数学会秋季賞受賞:代数曲線におけるグロタンディーク予想の解決(中村博昭、玉川安騎男との共同受賞)
1998年 - 国際数学者会議招待講演
2002年 - 京都大学数理解析研究所教授に就任(32歳)
2005年 - 日本学術振興会日本学術振興会賞受賞:p進的手法によるグロタンディークの遠アーベル幾何予想の解決など双曲的代数曲線の数論幾何に関する研究
2005年 - 日本学士院日本学士院学術奨励賞受賞:数論幾何の研究

って方で,いわゆる「天才」ですね。。。。。

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