2012年9月30日日曜日

天地明察

映画を見た。

和算家の登場する映画なんてものは,ひょっとして世界初か?


http://www.tenchi-meisatsu.jp/index.html

関孝和と,主人公の安井算哲のからみなどは,楽しめる映像ですねぇ。
暦を研究しているということが,数学の研究だったわけです。

算学絵馬と算木で,ひたすら計算をしている。
これも映画史上初のことではなかろうか?

日本の和算の数学とは,その時代の世界最先端を行っていたわけで,
そこに光を当てて作品を作ったところは,たいへん評価できます。

しかし,微積分が,ライプニッツとニュートンの戦いを思わせるのと同様に,
全く同じ時期に,しかし,全く共同研究を進めいているわけでもなく,
ほぼ同じ時代に同じ分野の研究を成し遂げているということは,
人間の進歩なんてものは,神様の手のひらで遊ばされているようで,
そろそろ,機が熟してきたから,誰かに閃かせてあげよう,と,
神様が言っているような気すらしますね。

イエスキリストが,私の妻が・・・と言ったとか言わないとか,新聞では
新発見のように出ていますが,刑事コロンボは,必ず,うちのカミさんがね。。
と言ってた。その神さんが,そろそろ知ってもいいころだろうと判断されるの
でしょうかね~?

映画は数学関係者は,見ておくべきでしょうね~~~?



世界でもっともバカバカしいコンセプトを持つ iPad 用キーボード「iTypewriter」

転載ばかり。。。。
japan.internet.com 編集部 2012年8月21日 / 11:00




妙なもの発見。頭がいいというか,悪いというか。よく考え付いたなぁってとこに拍手。

最先端なのか,最アナログなのか,よくわからんなぁ。。。。








スコットランド エジンバラ在住のインダストリアルデザイナー Austin Yang 氏は、昔ながらのタイプライター風の iPad 用外付けキーボード「iTypewriter」のプロトタイプを公表した。同キーボードは、これまで誰も思いつかなかった、または思いついたとしても実際にやってみようとは思わなかった、バカバカしいコンセプトで話題になっている。

iTypewriter


iTypewriter は、タイプライターによる入力気分が味わえる iPad 用キーボード。同様の製品はすでに何種類も発売されているが、その多くは USB ケーブルや Bluetooth 経由でタイプライターと iPad を接続して使用するものだった。

iTypewiter では、タイプライターと iPad を接続する必要はない。利用者は、仮想キーボードを表示した iPad をタイプライター上部にセットするだけでよい。利用者がタイプライターのキーを押下すると、アームの先端部分が iPad 仮想キーボードをタッチし、文字入力できるという仕組みになっている。

Austin Yang 氏は、この製品はタイプライターであれば扱えるが、iPad などの最新の製品の取り扱いが苦手な年代の利用者に向けたものだと説明している。タイプライターファンの高い要求に応え、打鍵時の感触も本物のタイプライターに近づけたそうだ。


http://japan.internet.com/interestingly/20120821/1.html

甑島


長目の浜って場所があります。
甑島の北部です。

大昔の崖崩れによって発生した石などが,風,波の影響を長年受けて,
湾を池にしてしまいました。
不思議な風景です。



以下転載

島の北西部の山裾が太古からの風波によって崩れ落ち、沿岸流や季節風で運ばれて、幅50m、長さ約4kmと続く海の中道が作られた。薩摩藩主島津光久公がその美しさに「眺めの浜」と呼んだことが名称の由来とされるほど眺めのよい景観だ。

2012年9月27日木曜日

さて問題です。ここはどこでしょう?

秋休みをのんびりと過ごしています。
この場所をご存知でしょうか?
とても美しく不思議な景色です。
時間の進み方が遅く感じます。

2012年9月19日水曜日

数学界最大の難問「ABC予想」解明か?

私は知らない予想でした。


ABC conjecture(ABC予想)
「どんなε>0に対しても,q(a,b,c)>1+εとなる(a,b,c)の組(ABC triple)は有限個か?」


予想では有限個であると考えられています。しかし、まだ証明されていません。
1985年に問題が提示されて以来、証明できた人はいません。
この予想は、フェルマーの最終定理やカタラン予想などと関連していると考えられています。

ウィキペディアから。

abc予想(別名Oesterlé–Masser予想)は、1985年にJoseph OesterléとDavid Masserによって提起された数論の予想である。これは多項式に関するMason=Stothersの定理(英語版)の整数における類似であり、互いに素でありかつ a + b = c を満たすような三つの正の整数(この予想に呼び方を合わせるとa,b,c)について述べている。

abc予想は、この予想から数々の興味深い結果が得られることから有名になった。数論における数多の有名な予想や定理が abc予想から直ちに導かれる。Goldfeld (1996)は、abc予想を「ディオファントス解析で最も重要な未解決問題」であるとしている。

2012年8月、京都大学教授の望月新一は abc 予想を証明したとする論文を発表した。望月によると証明に用いた理論は宇宙際Teichmüller理論(英語版)に基づいており、他にもSzpiro予想(英語版)とVojta予想(英語版)の証明などが得られるという。




 論文は合わせて4編で500ページあるそうです。望月教授が自身のホームページで公開されたものを見に行ったところ,英文の長文の論文が山ほどありました。宇宙際Teichmuller理論という,聞いたこともない,想像も難しい理論だそうですが,,,,,。
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/



略歴 [編集]
1988年 - プリンストン大学を卒業(16歳入学、19歳卒業)
1992年 - プリンストン大学でPh.Dを取得(22歳):指導教授はフィールズ賞を受賞したゲルト・ファルティングス
1992年 - 京都大学数理解析研究所助手に就任
1996年 - 京都大学数理解析研究所助教授に就任(26歳)
1997年 - 日本数学会秋季賞受賞:代数曲線におけるグロタンディーク予想の解決(中村博昭、玉川安騎男との共同受賞)
1998年 - 国際数学者会議招待講演
2002年 - 京都大学数理解析研究所教授に就任(32歳)
2005年 - 日本学術振興会日本学術振興会賞受賞:p進的手法によるグロタンディークの遠アーベル幾何予想の解決など双曲的代数曲線の数論幾何に関する研究
2005年 - 日本学士院日本学士院学術奨励賞受賞:数論幾何の研究

って方で,いわゆる「天才」ですね。。。。。

2012年9月17日月曜日

CASIOPEA 3rd 始動!!!!!!!

CASIOPEA 3rd 始動!!!!!!!
うぎゃぁぁぁぁ。驚いたー,ちょっとチェックしてみたら,こんなことになってた~~~
カシオペアが帰ってくる~~~~!うれしーーーーー。
超期待だ!!
しばらく活動をお休みします,と宣言があってから,もう6年も経つんだ。
これは楽しみ~~~!
http://www.casiopea.co.jp/index.html



http://www.amazon.co.jp/CASIOPEA-3rd-LIVE-LIFTOFF-2012/dp/B008S6PD6E/ref=sr_1_2?s=music&ie=UTF8&qid=1347884350&sr=1-2

Amazonでは,こんな予約販売もされてる!即買い!

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追記だ~~
TokyoJazzFestival2012で,すでにライブが行われたようだ~~
http://www.tokyo-jazz.com/
驚きー。いつの間に,,,,,
NHKテレビでも放映されるようで,どんみすいっと。

●「東京JAZZ2012」放送予定
【NHK-FM】9月9日(日)11:00〜23:00(生放送)
【NHK BSプレミアム】
10月16日(火)23:45〜25:14
10月23日(火)23:45〜25:14
10月30日(火)23:45〜25:14


2012年9月11日火曜日

三回忌

あれからもう2年が経つ。
今年もお花を供えてきた。
今年は長女のほうを連れて行った。


「彼によく似合う薔薇の花をお願い」と友人に頼まれて供えた。
14時過ぎに現場に着くと,初めてという感じがしたが,
高く澄んだとても良い青空の天気だった。これまでは雨や風ばかりだった。
手を合わせると,これも初めての感覚だったが,虫の鳴き声がよく聴こえた。

前日に体育祭を終え,若者たちの青春の熱いパワーを感じていたし,
虫の鳴き声のような生命感を感じると,彼は亡くなったのは悲しいことに
間違いはないし,残念な気持ちももちろんあるのだが,新しい息吹のような
気配を感じていた。

もう三回忌になる。その間,僕らはいったい何が変わったのだろう。
日々の雑務とは言えないが,何らかのモノに追われ,忙殺される毎日で
何かを成し遂げているのだろうか,と自問自答した。

先に数名の方が訪れてお祈りされたのだろう,少し枯れた花と,
まだ新しいものと二つ先に置いてあるのが見えた。
今回でこの現場を訪れるのはしばらくやめようと考えた。
新しい息吹の気配が何なのかはよく分からないが,少しだけ前へ
進むために,しばらくこの場所から離れたほうがいい気がした。

少し上がったところに車を止めて,瀬の本を見下ろしていると
トンボがガードレールに止まっていることに気付いた。
何の気なしに手で払ってみたが,そのトンボは,また同じ
場所に帰ってきてとまる。何度やっても同じ場所だった。
この事故現場にこだわる必要はないんだよ,との暗示だろうか。

先輩,安らかにお休みください。
まだまだ心配でしょうが,なんとかやっていきますよ。



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追記
先週,学級だよりで,生徒たちに僕の気持ちを以下のように伝えた。


9月4日は僕の先輩の先生の命日
9月4日にこの文章を書いています。皆さんには何にも関係のないことかもしれませんが,僕の心の中では大きなことですので書きます。時間があれば読んでください。
僕が教員になって4年目に歳は5つほど上のI先生と一緒に勤務しました。同じ数学の先生であり先輩であり,授業のやり方やクラスの生徒の悩みなどを相談に乗っていただいたり,一緒に飲みに行ったり仲良くさせていただいた兄貴のような存在の先生でした。
同じ数学の教員ということで,その後は同じ職場になることはなかったんだけれど,会議などで会うこともあり,生徒に対し,熱く,情熱的に語っているところは,年齢を経ても変わっていない,尊敬できる,頼りになる僕の師匠とも言える先生でした。
僕が鹿児島中央高校に転勤してきてからも会うことは多く,一緒に学力向上推進委員として問題冊子などを作成していました。
別れは突然きました。一昨年の9月4日に交通事故で亡くなりました。自身の運転するバイクで対向車線の車に追突し,数時間後に亡くなりました。熊本県と大分県の県境の付近でした。昔の同僚だった先生から,夕方突然電話が来て,「あぁ先生久しぶり。どうしました?」「どうしましたってことは,まだ知らないようだね。I先生が亡くなった。」「え?うそ?」信じられなかった僕は,急いで事故現場に車を走らせ,花を供えながら泣きました。本当に信じられませんでした。でもそこには,スリップ痕と拭き取られた血の痕がありました。
僕の心の中での先生,兄貴として慕っていたその先生は,いつも生徒に対して真剣に熱い口調で真正面から話をし,親身になって話を聴き,もちろん生徒からも信頼され,生徒からも兄貴として慕われていました。葬儀では,現在勤めていた学校の担任だったクラスの生徒たちの悲しみは大きなものでした。それまで勤務された学校の教え子さんと思われる方もたくさん訪れ,I先生の人物の大きさ,人としての心の広さを感じました。
僕自身も大きな心の支えを失った感がありました。葬儀の前後はずっと泣きながら過ごすことが多いでした。人が一人この世からいなくなるということは,リセットすることは出来ないし,決してもう一度やりなおすことが出来ません。あのときもう少し話しておけばよかった,とか,また今度飲みましょうね,と言ったことを思い出すと,無理とはわかっていてもあの日にもう一度戻れるならどれだけの話ができるか,と想像します。その日その時その瞬間を大切にしなければならないと考えます。
僕は今でも何かをするたびに,時に授業の展開を考えるときであったり,生徒の悩み相談を受けるときだったり,そんなときに,「もしI先生だったら何ていうかな?」と考えます。誤った道を進んでしまわないように,たまに降り返って,どんな道を通ってきたのかを自分でチェックしたり,調子に乗ってずんずんと行きそうなときにこそ,この先に落とし穴はないかな?道を間違わずに進めるかな?この道で合ってるのかな?ということを考えなければならないと感じるのです。そんな時慕っていた先輩,兄貴ならきっとこういった方法を取ったに違いないと考えて,ものごとを進めることが多いのです。
今日で三回忌になります。昨年は9月4日に熊本へ行き花を供えてきました。今年は,今日が動きが取れなかったので,体育祭のあとの休日に,「先輩,少し遅れたけどごめん,来たよ。」と現場に行こうと考えています。そして,「兄貴,今こんなことしてるよ。今年は生徒のこんな悩みを聞いたよ,僕の悩みはこんなところだよ。どうかな?」と聞いてみようと思います。そこは,風が吹き,ススキのそよぐ音しかしないはずです。でも,僕の心の中に,「ちゃんとやってるかい?頑張ってるかい?すっげーなー。」と,話しかけてくれないかなと思います。たいしてスゴクもない僕を,いつものように,まずは褒めてくれないかな,と思います。9月4日はいろいろなことを感じる,心が少し寂しくなる日なのです。



2012年9月9日日曜日

阿蘇山頂

娘と阿蘇山へロープウェイで観光。
自然の驚異を間近で感じられる壮大なポイント。

熊本へ来た理由は後ほど。

2012年9月2日日曜日

加藤久仁生展

かとうくにお展を娘と一緒に見にきた。
長島美術館。
ふんわりとした画風に夢を見させるようなファンタジー感があった。
つみきのいえのアニメーションも楽しむことができ、ジンワリと訴えるところに、自分の涙もろさも感じた。
夢うつつの時に、頭の中で情景が次々に現れては消える様子が、現実の映像として見えてしまった気がした。
鹿児島出身のアーティストです。桜ヶ丘の方みたい。
9月17日月曜日祝までだそうです。見る価値ありますよ。